撮影した場所をSNSへ投稿するときの注意
結論からいうと、撮影できた場所でも、その場所の情報をどこまでSNSに出してよいかは別に考えます。
たとえば、
店名を出す
正確な住所を出す
位置情報を付ける
営業時間外の様子を見せる
撮影場所を特定できる映像を出す
では、公開による影響が違います。
特に、
個人宅
小規模店舗
撮影スタジオ
オフィス
非公開ロケ地
撮影協力先
などでは、場所を特定できる情報をどこまで出してよいかを撮影時に確認しておくと安全です。
この記事で分かること
撮影許可をもらった場所なら場所情報も自由に出せるのか
店名・住所・位置情報はどこまで載せてよいのか
個人宅や非公開ロケ地では何に注意するのか
撮影後に「場所を出さないで」と言われたらどうするのか
撮影前にどこまで確認しておけばよいのか
撮影OKと場所情報の公開OKは別
店舗や施設から、
撮影して大丈夫です
と言われても、
店名を動画タイトルに入れる
住所を概要欄に載せる
位置情報を付ける
外観を大きく出す
ところまで了承されているとは限りません。
特にロケ地として貸している施設では、「作品には使ってよい。でも詳しい場所は公開しないでほしい」ということがあります。
そのため、「撮影してよいか」と「場所を特定できる情報を出してよいか」は分けて確認するのが基本です。
店舗なら店名を出してもいい?
店舗紹介動画なら、店名を出すこと自体が目的になっていることもあります。
その場合は、
店名と外観を動画内で紹介します
と最初に伝えておけば認識がずれにくくなります。
一方で、
撮影場所としてだけ借りた
店舗貸切時間に撮影した
店舗非公開案件のロケ先
などでは、店舗名を出さない条件になっていることもあります。
撮影許可をもらったからといって、店名公開まで自動的に含まれるわけではありません。
住所や位置情報は、店名より慎重に考える
SNSでは、投稿時に位置情報を付けることがあります。
でも、
店名だけ出す最寄駅まで出す
正確な住所まで出す
地図リンクを付ける
では、特定のしやすさが違います。
公開店舗なら住所を出しても問題になりにくいこともありますが、
個人宅
民泊
住宅兼事務所
私有地
小規模なアトリエ
などでは慎重に考えます。
特に個人宅では、住所を直接書いていなくても、外観・表札・周辺道路・最寄駅などから場所が分かることがあります。
位置情報を付ける前に、本当に必要か確認します。
個人宅や非公開ロケ地では「映像だけ」でも特定される
場所を特定する情報は、住所だけではありません。
たとえば、
表札
マンション名
建物番号
窓から見える景色
近くの看板
特徴的な道路
駅名
近隣店舗
などです。
動画内では一瞬でも、視聴者が停止して確認できます。
そのため、「住所を書いていないから大丈夫」ではなく、映像全体から場所が分からないかを見る必要があります。
撮影中の裏側を投稿するときも注意する
YouTube本編より先に、
Instagramストーリーズ
X
TikTok
ライブ配信
で、
今日ここで撮影しています
と投稿することがあります。
でも、撮影案件によっては、撮影場所そのものが未公開情報になっていることがあります。
たとえば、
映画
CM
MV
企業案件
発売前商品の撮影
などです。
本編公開前に、
外観
スタッフ車両
作品名
出演者
を一緒に投稿すると、場所だけでなく撮影内容まで分かることがあります。
撮影現場のSNS投稿は、本編とは別に確認する方が安全です。
店側が「紹介してほしくない」と言うこともある
撮影協力してくれたからといって、必ず宣伝してほしいとは限りません。
たとえば、
通常営業に影響が出る
ファンが集中すると困る
撮影場所として知られたくない
常連客向けの店なので拡散を望まない
という場合があります。
逆に、
店名を出してください
SNSでタグ付けしてください
と希望されることもあります。
撮影場所の表示は、善意で勝手に決めるより、相手の希望を確認する方が確実です。
撮影後に「場所を出さないで」と言われたら?
まず、
何を公開してよいと合意していたか
すでに何を投稿したか
どの情報から場所が分かるのか
を確認します。
たとえば、
店名だけ削除する
住所を消す
位置情報を外す
外観部分をカットする
投稿自体を非公開にする
ことで対応できる場合があります。
最初から公開条件を明確にしておけば判断しやすいですが、撮影許可しか確認していなかった場合は、相手が何を問題にしているのかを整理します。
撮影前に確認するなら、このくらいでいい
撮影許可をお願いするときに、
店名と外観を動画内で紹介しても大丈夫でしょうか概要欄に店舗情報を掲載しても問題ないでしょうか
と聞いておけば十分なこともあります。
個人宅や非公開ロケ地なら、
撮影場所が特定されない形で公開します外観や住所が分かる部分は使用しません
と確認しておくと分かりやすくなります。
また、撮影現場のSNS投稿についても、
撮影当日にSNSへ現場写真を投稿しても大丈夫でしょうか
と別に確認します。
まとめ
撮影した場所をSNSへ投稿するときは、撮影許可と場所情報の公開を分けて考えることが大切です。
特に確認したいのは、
店名
外観
住所
位置情報
撮影当日の投稿
非公開ロケ地かどうか
です。
公開店舗なら店名や住所を出すことが前提の撮影もあります。
一方で、
個人宅
非公開ロケ地
撮影スタジオ
オフィス
などでは、場所を特定できる情報を出さないことが重要になる場合があります。
「撮れたから出していい」ではなく、「どこまで場所を公開してよいか」まで確認する。
これが撮影場所をSNSへ投稿するときの基本です。
参考
※個別の撮影場所の公開条件についてご相談が必要な場合は、お問い合わせページをご利用ください。
