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ライブ配信は通常の動画撮影と何が違う?

9月13日
読了時間: 6分

結論からいうと、ライブ配信は、通常の動画撮影よりも「あとで直せない」ことが一番大きな違いです。


通常動画なら、


通行人の顔をぼかす

店内BGMを消す

余計な発言をカットする

映してはいけないものを削る


といった編集ができます。


ライブ配信では、それができません。


そのため、撮影場所や人の映り込み、音楽、個人情報などを、配信前の段階でかなり意識しておく必要があります。



この記事で分かること

  • ライブ配信と通常撮影では何が違うのか

  • 人や音楽が映り込んだとき、なぜライブの方が難しいのか

  • 店舗・施設・駅などではライブ配信をどう考えるのか

  • コメントや視聴者参加で起こりやすい問題

  • 配信前に確認しておきたいポイント




ライブ配信は「公開しながら撮っている」


通常の動画撮影では、


撮影

編集

確認

公開


という順番があります。


一方、ライブ配信では、撮影と公開がほぼ同時です。


たとえば配信中に、


通行人の顔が大きく入る

スタッフの名前が聞こえる

店内BGMがはっきり流れる

住所が書かれた書類が映る


ということが起きても、その瞬間にはすでに視聴者へ届いています。


あとからアーカイブを削除しても、配信中に見られた事実までは戻せません。


スクリーンショットや画面録画をされる可能性もあります。


だからライブ配信では、編集で直す前提ではなく、最初から映さない・聞かせない前提で考える必要があります。




人・音・場所は通常動画より慎重に見る


ライブ配信では、特に次の3つが事故になりやすいです。


人

通行人

店員

お客さん

同行者


が突然画面に入ることがあります。

通常動画ならモザイクを入れられますが、ライブではそのまま公開されます。

そのため、人通りの多い場所でカメラを振り回す配信は注意が必要です。


音

店内BGM

周囲の会話

呼び出しアナウンス

出演者が不用意に話した内容


なども、そのまま配信されます。

特にBGMは、通常動画なら差し替えできますが、ライブではその場で止めるしかありません。


場所

店舗や施設では、


撮影は認める

写真投稿も認める

でもライブ配信は認めない


というルールがあることがあります。


そのため、

撮影OKですか?

だけでなく、

ライブ配信しても大丈夫ですか?

まで分けて確認した方がいいです。




駅や施設では「動画撮影OK=ライブOK」とは限らない


ここは特に注意が必要です。


たとえば東京メトロは、個人によるライブ配信等について、目的を問わず断ると案内しています。


つまり、普通の動画撮影なら一定条件で可能でも、ライブ配信は別扱いということがあります。


店舗や商業施設でも同じです。


店内撮影OK

SNS投稿OK


だからといって、ライブ配信まで当然に含まれるとは限りません。


ライブでは、


他のお客さんがリアルタイムで映る

店内の状況がそのまま外へ出る

店員の会話が編集なしで流れる


という違いがあります。


そのため、管理者側が通常撮影より慎重になるのは自然です。




コメント欄があることで、通常動画にはない問題も出る


ライブ配信では、視聴者のコメントによって配信内容が変わることがあります。


たとえば、

その人を映して!
店員さんに聞いてみて!
もっと店の中を見せて!

というコメントに反応して、予定していなかった場所や人を撮ることがあります。


これが意外と危ないところです。


配信者本人が最初は問題のない場所だけ撮るつもりでも、コメントに引っ張られて撮影範囲が広がることがあります。


また、


視聴者から個人情報を書き込まれる

第三者への中傷コメントが流れる

出演者がコメントに反応して不用意な発言をする


ということもあります。


そのためライブでは、カメラだけでなくコメント欄の管理も必要です。


可能なら「コメント欄を管理する人(モデレーター)を置く」「NGワードを設定する」「コメントを拾いすぎない」といった対策も考えます。




PR案件のライブ配信は、通常動画より打ち合わせが重要


商品紹介や店舗PRをライブで行う場合は、さらに注意が必要です。


通常動画なら、


企業側が公開前に確認する

NG表現を削る

商品説明を修正する


といったことができます。


ライブでは、それができません。


そのため事前に、


  • 言ってよい表現

  • 言ってはいけない表現

  • 見せてよい場所

  • 見せてはいけない資料

  • 商品名・価格・キャンペーン情報

  • コメントへの回答範囲


などを決めておく方が安全です。


特にキャンペーン情報や未公開情報は、配信中に一度出てしまうと取り消せません。


また、PR案件なら広告であることの表示も別に考えます。




アーカイブを残すなら「ライブ後」も確認する


ライブ配信が終わった後、その映像をアーカイブとして残すことがあります。


この場合、「ライブ中には問題に気づかなかった」としても後から見たら、


人の顔

店内BGM

名札

個人情報

映してはいけない場所


が入っていた、ということがあります。


その場合は、アーカイブをそのまま残すのではなく、


非公開にする

編集できる範囲で修正する

該当部分を削除する


という対応を考えます。


つまり、ライブが終わったら終わりではなく、アーカイブ確認までが一つの作業です。




実際には配信前に何を確認する?


ライブ配信をするなら、最低限、


  • この場所でライブ配信してよいか

  • 他の人が入り込まない画角になっているか

  • BGMや周囲の会話が入らないか

  • 名前・住所・画面など個人情報が映らないか

  • 出演者がライブ公開まで理解しているか

  • PR案件なら広告表示とNG事項を確認したか

  • コメント管理をどうするか

  • アーカイブを残すか


を確認しておくと分かりやすいです。


店舗や施設へ確認する場合も、


YouTubeでライブ配信を予定しています。出演者1名、配信者1名で、スマートフォンを使用します。店内の一部と商品を映したいのですが、ライブ配信は可能でしょうか。

くらい具体的に伝えます。


「動画撮影」とだけ言わないことが大切です。




まとめ


ライブ配信は、通常の動画撮影と比べて、あとで直せないという一点が大きな違いです。


そのため、


  • 人の映り込み

  • BGM

  • 個人情報

  • 施設ルール

  • 出演者の発言

  • コメント欄


を、公開前ではなく配信前に考えます。


特に、「動画撮影OKだからライブもOK」とは限りません。


場所によっては、通常撮影とライブ配信を明確に分けています。


ライブ配信では、編集技術よりも、最初から事故が起きにくい環境を作ることの方が重要です。



参考


※個別のライブ配信や撮影条件についてご相談が必要な場合は、お問い合わせページをご利用ください。


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