公園の撮影許可を取ったあと、内容が変わったら?|日時・人数・機材・撮影内容の変更
公園の撮影許可を取ったあとに、撮影日時や人数、機材、撮影する場面が変わることはあります。
ただし、許可を取ったあとだから、変更した内容でもそのまま撮影してよいとは限りません。
公園の撮影許可は、申請した日時・場所・人数・機材・撮影内容などを前提に出されていることがあります。
そのため、内容が変わった場合は、何が変わったのかを整理して、撮影前に公園管理者へ確認するのが基本です。
特に、
撮影日時が変わる
撮影場所が変わる
人数が増える
機材や小道具が増える
撮影する場面が変わる
道路など公園外まで撮影範囲が広がる
といった変更は、許可条件に影響することがあります。
この記事でわかること
撮影許可を取ったあとに内容を変更してよいのか
撮影日時を変更する場合
人数が増減した場合
機材や小道具が変わった場合
撮影場所を変更する場合
台本や撮影内容が変わった場合
雨天延期になった場合
撮影当日に変更が出た場合
許可は「申請した内容」を前提に出されている
公園での撮影許可では、申請時に、
撮影日
撮影時間
撮影場所
出演者・スタッフの人数
使用する機材
小道具
撮影する場面
使用する面積
などを伝えることがあります。
公園管理者は、その内容を見て、一般利用への影響や安全性、公園のルールに適合しているかを確認します。
そのため、許可後に内容が変わった場合は、変更後の内容でも同じ許可の範囲に収まるのかを確認する必要があります。
都立代々木公園では、許可を受けた機材・小道具以外を持ち込まないことや、申請内容と異なる撮影をしている場合には撮影を中止することがあると案内しています。
「許可証を持っているから何をしてもよい」のではなく、許可された内容に沿って撮影することが大切です。
撮影日時が変わった場合
撮影日の変更や撮影時間の変更は、公園によって扱いが違います。
変更申請ができる公園もあれば、いったん取り直しになる公園もあります。
たとえば渋谷区立公園では、一定の条件のもとで使用日時の変更が認められていますが、変更は1回限りで、変更後の日に先の許可が入っていれば変更できません。
一方、都立芝公園では、撮影当日の時間変更や場所変更はできないと案内されています。
つまり、
「日付を1日ずらすだけ」
「開始を1時間遅らせるだけ」
でも、公園側では単純な変更として扱われないことがあります。
撮影日や時間が変わったら、決定した段階でできるだけ早く管理者へ連絡しましょう。
人数が変わった場合
出演者やスタッフの人数が増えた場合も、確認が必要になることがあります。
人数が増えると、
使用する面積が広がる
スタッフの待機場所が増える
一般利用者への影響が大きくなる
必要な機材が増える
撮影規模の上限を超える
といった変化が出る可能性があります。
たとえば代々木公園では、撮影に関わる人数を最大15人としており、使用する面積についてもスタッフ・モデル・機材置場などを含めて考えるよう案内しています。
そのため、
「出演者が1人増えただけ」
「見学のスタッフが数人来るだけ」
と考えず、実際に撮影現場へ入る人数が申請時から変わる場合は確認する方が安全です。
反対に人数が減る場合も、申請内容と変わることに変わりはありません。
大きな問題にならない変更であっても、管理者へ伝えておけば当日の認識違いを防げます。
機材や小道具が変わった場合
撮影許可の申請では、カメラや三脚だけでなく、
照明
レフ板
スタンド
レール
発電機
音響機材
小道具
などを確認されることがあります。
公園によっては、使用できない機材や大きさの制限があります。
そのため、申請後に、
「照明を追加したい」
「予定していなかった大型レフ板を使いたい」
「小道具を追加したい」
となった場合は、勝手に持ち込まず確認しましょう。
木場公園でも、許可を受けた機材・小道具以外は持ち込まないことが撮影条件として示されています。
特に、大型機材や電源を使用する機材、他の利用者の動線に影響する機材は、撮影可否そのものに影響することがあります。
撮影場所を変えたい場合
同じ公園の中でも、撮影場所を自由に変更できるとは限りません。
公園内には、
撮影できる場所
撮影できない場所
時間によって利用できない場所
一般利用への影響が大きい場所
などがあります。
また、申請時に図面を提出し、カメラ・出演者・スタッフ・機材の配置まで確認されている場合もあります。
そのため、
「予定していた場所が混んでいるから、園内の別の場所へ移動する」
という変更でも、許可範囲から外れる可能性があります。
善福寺川緑地・和田堀公園では、許可を受けた時間・場所以外では撮影できないと案内されています。
当日に現場判断で場所を変えるのではなく、事前に管理者へ確認しましょう。
台本や撮影内容が変わった場合
撮影場所や人数が同じでも、撮影する内容そのものが変わった場合は注意が必要です。
たとえば、
普通に歩く場面から走る場面に変わった
会話シーンから大声を出す場面に変わった
小道具として武器を使うことになった
転倒やアクションが追加された
火気やスモークを使いたくなった
子どもが参加する場面が追加された
といった変更です。
公園では、撮影内容によって禁止されている行為があります。
もとの台本では問題がなくても、変更後の場面が公園の禁止事項に該当する可能性があります。
「同じ場所で撮るから大丈夫」ではなく、撮影内容が変わったら、その変更が許可条件に影響しないか確認することが大切です。
少しの変更でも、組み合わさると別の撮影になることがある
一つ一つは小さな変更でも、複数重なると撮影規模が大きく変わることがあります。
たとえば、
出演者が2人増える
照明が1台増える
撮影時間が1時間延びる
撮影場所が50メートル移動する
という変更が全部重なれば、申請時とはかなり違う撮影になります。
現場では変更が一つずつ発生するので、「これくらいなら」と考えやすくなります。
変更が出たときは、個別に見るだけではなく、最終的な撮影計画全体が申請時からどれくらい変わったのかを確認しましょう。
雨天延期は公園ごとに扱いが違う
雨天や強風などで撮影できなくなった場合も、延期の扱いは公園によって違います。
渋谷区立公園では、天候により使用できなかった場合、一定期間内に申請すれば使用日時を変更できる仕組みがあります。
一方、東白鬚公園では予備日の受付はなく、雨天などで中止する場合は、改めて申請するよう案内されています。
つまり、
「雨なら自動的に翌日に振り替えられる」
「予備日を無料で押さえてもらえる」
とは限りません。
申請時に、
雨天延期できるか
変更期限はいつか
予備日を設定できるか
再申請が必要か
支払済みの使用料はどうなるか
を確認しておくと安心です。
撮影当日に変更が出たらどうする?
撮影当日に、
「この場所では撮りにくい」
「予定より人が増えた」
「別の機材を使いたい」
ということが起こることもあります。
ただし、当日だからといって現場判断だけで変更してよいわけではありません。
公園によっては、当日の時間や場所の変更を認めていなかったり、申請内容と違う撮影を行った場合に撮影を中止することがあります。
変更が必要になった場合は、まず公園管理者へ相談しましょう。
その場で対応できる変更なのか、別の場所や方法なら撮影できるのか、改めて申請が必要なのかを確認します。
「せっかくスタッフが集まっているから」とそのまま進めて、現場で撮影中止になる方が制作への影響は大きくなります。
変更が出たときに伝えること
公園管理者へ連絡するときは、「内容が変わりました」だけではなく、変更前と変更後を具体的に伝えると確認が早くなります。
たとえば、
日時
10月10日10時~12時 → 10月11日13時~15時
人数
出演者2人・スタッフ5人 → 出演者3人・スタッフ7人
機材
カメラ・三脚 → 照明スタンド2台を追加
撮影内容
ベンチでの会話 → 会話後に出演者が園路を走る
というように整理します。
すでに提出した企画書、台本、絵コンテ、配置図などに変更がある場合は、必要に応じて修正版も用意しましょう。
変更が出たときの確認ポイント
許可を取ったあとに撮影内容が変わった場合は、次の点を確認します。
撮影日が変わったか
撮影時間が変わったか
撮影場所が変わったか
出演者・スタッフの人数が変わったか
使用する機材が増えたか
小道具が変わったか
台本や撮影する場面が変わったか
使用する面積が広がったか
公園外の道路なども使うことになったか
雨天延期や日程変更の手続が必要か
企画書や図面の差し替えが必要か
すべての変更で許可を取り直すとは限りません。
ただし、どこまでならそのまま撮影できるかは、公園ごとの許可条件によって違います。
変更内容を管理者へ伝え、必要な対応を確認してから撮影しましょう。
まとめ
公園の撮影許可は、申請した撮影内容を前提に出されています。
そのため、許可を取ったあとに、
日時
場所
人数
機材
小道具
台本
撮影内容
などが変わった場合は、変更後の内容でもその許可の範囲で撮影できるか確認することが大切です。
特に、場所・時間・機材・人数・撮影内容の変更は、公園利用への影響や許可条件そのものに関係することがあります。
一方で、変更手続の方法は全国一律ではありません。
日時変更を認めている公園もあれば、当日の変更を認めていない公園、雨天時でも再申請を求める公園もあります。
変更が決まった段階で公園管理者へ連絡し、必要に応じて企画書や配置図などを修正しましょう。
撮影当日に現場だけで判断するより、変更が分かった時点で確認しておく方が、撮影中止や予定変更のリスクを減らせます。
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参考
※公園の撮影許可を取得したあとに、日時・人数・機材・撮影内容などが変更になった場合は、お問い合わせからご相談ください。
