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他人がAIで作った画像・音楽を使いたい|誰に許可を取る?

9月7日
読了時間: 5分

更新日:9月18日


結論からいうと、まずはそのAI生成物を作った人に確認します。


ただし、AI生成物の場合は、


  • その人自身に著作権があるのか

  • 使ったAIサービスの規約上、第三者へ利用を許可できるのか

  • 既存作品に似ていないか


まで見る必要があります。


つまり、「作った本人にOKをもらえば全部終わり」とは限りません。



この記事で分かること

  • 他人が作ったAI画像やAI音楽は誰に許可を取るのか

  • AI生成物に著作権がない場合はどうするのか

  • 作った本人から許可をもらえば使えるのか

  • 利用規約も見る必要があるのか

  • 実際に何を聞けばよいのか




まずは作った本人に聞く


たとえば知人が生成AIで作った画像を、「映画の劇中ポスターに使いたい」という場合。


まず、その画像を作った本人に、


この画像を映画の中で使ってもいい?

と確認します。


そのうえで、


  • どのAIサービスを使ったか

  • 商用利用できるプランだったか

  • 他人の作品を元にしていないか


も聞きます。




AI生成物に著作権があるか分からない場合は?


AI生成物に著作権が認められるかは、人に創作意図があり、完成した表現に人の創作的な寄与が認められるかによって考えます。


そのため、AIを使ったというだけで著作権がある・ないと一律には決まりません。


ただし、


「このAI画像に著作権があるか分からないから、誰にも聞かなくていい」


とは考えない方がよいでしょう。


少なくとも、その素材を提供している本人との間で、映画に使ってよいことを明確にしておきます。




本人が「自由に使っていいよ」と言えば大丈夫?


一つ確認したいのが、使ったAIサービスの利用条件です。


たとえば、


  • 無料プランでは商用利用不可

  • 第三者への再配布に制限がある

  • 特定用途では使えない


という条件があることがあります。


本人が「使っていい」と言っていても、本人自身がサービスとの契約上、その利用を認められない場合があります。


なので、

どの生成AIで作ったものですか?映画や商用作品で使えるプランですか?

まで聞いておくと分かりやすいです。




AI画像なら何を聞けばいい?


画像の場合は、


  • 使用したAIサービス

  • 利用したプラン

  • 生成した本人

  • 既存画像を入力して作ったか

  • 特定作品やキャラクターを参考にしたか

  • 映画・SNS・配信で使ってよいか


を聞きます。


特に、


「このキャラクターを元に作った」「この写真をAIに読み込ませて作った」


という場合は、その元画像の権利も関係する可能性があります。




AI音楽なら何を聞けばいい?


音楽なら、


  • 使用したAIサービス

  • 商用利用できるプランか

  • 歌詞もAI生成か

  • 人が後から編集したか

  • 特定の曲を参考にしたか

  • 映画本編・予告編・配信で使ってよいか


を確認します。


また、「〇〇という有名曲に似せて作った」という場合は、そのまま使わず、別の曲を用意する方が実務的です。




既存作品に似ていたら?


本人から利用許可をもらっていても、完成したAI生成物が他人の著作物に似ていれば、別の著作権問題が出る可能性があります。


文化庁も、AI生成物の利用については、通常の著作物と同じように既存作品との「類似性」と「依拠性」を見て判断する考え方を示しています。


なので、本人の許可+完成物のチェックの両方が必要です。




実際にはどう聞けばいい?


たとえばAI画像なら、

この画像を映画『〇〇』の本編、予告編、SNS、映画祭、配信等で使用したいです。使用した生成AIサービスとプランを教えてください。また、既存の画像やキャラクター等を元に生成したものではないかも確認させてください。上記の範囲で使用して問題なければ、その旨をメール等で残していただけると助かります。

AI音楽でも、ほぼ同じ考え方です。




結局、他人が作ったAI生成物を使いたいときはどうすればいい?


1.作った本人に利用して良いか確認する

まずここからです。


2.使用したAIサービスを聞く

商用利用できる条件か確認します。


3.どこで使うか伝える

映画本編だけでなく、SNS・映画祭・配信まで伝えます。


4.元ネタがないか聞く

既存作品やキャラクターを参考にしていないか確認します。


5.完成物を見る

他人の作品に似すぎていないか確認します。


6.許可は文章で残す

メールやDMでもよいので、あとから確認できる形にします。




まとめ


他人がAIで作った画像や音楽を使いたい場合は、まず作った本人に確認します。


ただし、それだけで終わらず、


  • どのAIサービスを使ったか

  • 商用利用できるか

  • 映画・SNS・配信まで使えるか

  • 既存作品を元にしていないか

  • 完成物が他人の作品に似ていないか


まで見ます。


「本人がいいと言ったから使う」ではなく、「本人の許可+AIサービスの条件+完成物の確認」まで行う。


この流れにすると分かりやすいです。




参考


※他人が生成AIで作った画像・音楽などの映画・動画での利用や、権利関係について個別にご相談が必要な場合は、お問い合わせページをご利用ください。


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