撮影をキャンセルしたら料金はどうなる?
更新日:9月13日
結論からいうと、ロケ地撮影をキャンセルしたときの料金は、契約や施設のキャンセル規定で決まります。
そのため撮影前に、
何日前まで無料か
何日前から何%かかるか
当日キャンセルはいくらか
雨天延期は通常キャンセルと同じか
日程変更なら料金を繰り越せるか
を確認しておくことが大切です。
特に映画・動画撮影では、出演者の体調不良、天候、機材トラブルなどで予定変更が起こりやすいため、「キャンセル」と「延期」を分けて決めておくと使いやすくなります。
この記事で分かること
撮影キャンセル料はどう決まるのか
当日キャンセルはいくらになるのか
雨天延期はどう扱うのか
日程変更なら無料になるのか
契約ではどう書けばよいのか
キャンセル料は法律で一律に決まっている?
ロケ地撮影について、
全国共通で「3日前なら50%」などと決まっているわけではありません。
実際には、
ロケ地側の利用規約
見積書
申込書
契約書
などで決まります。
そのため、予約するときにキャンセル条件を確認します。
よくある決め方は?
たとえば、
8日前まで 無料
7日前〜4日前 30%
3日前〜前日 50%
当日 100%
などです。
ただし、これはあくまで一例です。
施設によっては、
予約確定後は一律100%
という場合もあります。
なぜキャンセル料がかかる?
ロケ地側は撮影予約を入れることで、
他の予約を断る
店舗営業を止める
スタッフを確保する
撮影準備をする
ことがあります。
そのため、撮影がなくなっても損失が出ます。
キャンセル料は、その負担を調整するために設定されます。
仮予約でもキャンセル料はかかる?
ここは必ず確認します。
ロケ地によって、
仮予約は無料
本予約から発生
仮予約でも一定期間を過ぎると発生
など扱いが違います。
そのため、
今は仮押さえですか、本予約ですか。キャンセル料はいつから発生しますか。
と確認しておくと分かりやすいです。
いつ「予約確定」になる?
たとえば、
申込書を提出した時点
契約書を締結した時点
予約金を払った時点
施設側が承認した時点
などがあります。
「問い合わせしただけ」のつもりが、相手側では本予約になっていた、ということがないようにします。
当日キャンセルは100%?
100%としているロケ地は珍しくありません。
当日になると、
他の撮影へ貸せない
店舗を休業している
スタッフが出勤している
ことがあるためです。
ただし、必ず100%という法律上の決まりではありません。
契約内容を確認します。
撮影途中で中止した場合は?
たとえば、
出演者が体調を崩した
機材が故障した
監督判断で撮影を中止した
場合です。
すでに施設を使い始めているなら、原則としてその日の利用料金が発生する形にしている施設が多いです。
途中でやめたから半額になる、とは限りません。
雨ならキャンセル料は払わなくていい?
これも自動的には無料になりません。
屋外撮影で雨が降っても、契約上通常キャンセル扱いならキャンセル料が発生することがあります。
そのため、天候に左右される撮影では、
雨天時の扱いを予約時に決める
ことが重要です。
雨天延期にする方法もある
たとえば、
雨天の場合は予備日の○月○日に変更できる。
と事前に決めます。
この場合、
延期料なし
一部料金だけ発生
予備日確保料が必要
など条件を決めます。
「雨天」の判断は誰がする?
意外と重要です。
たとえば少し雨が降っただけで、
制作側「撮れない」
施設側「この程度なら撮れる」
となることがあります。
そのため、必要なら、
撮影前日の〇時までに制作側が実施・延期を判断する。
などと決めます。
日程変更ならキャンセル料は不要?
これも契約次第です。
ロケ地側が、
30日以内の日程変更ならキャンセル料を新しい利用料へ充当します。
としてくれる場合もあります。
逆に、一度キャンセルとして精算し、新しい日は新規予約という場合もあります。
出演者の体調不良なら?
制作側の事情によるキャンセルとして扱われるのが通常です。
出演者の病気や交通トラブルは制作側にとって不可抗力に近くても、ロケ地側には責任がありません。
そのため、
「仕方ない事情だから無料」
になるとは限りません。
ロケ地側からキャンセルされたら?
たとえば、
設備故障
店舗側の事情
ダブルブッキング
建物トラブル
などで施設側が貸せなくなった場合です。
その場合は、
支払済料金の返金
日程変更
代替場所
などをどうするか決めておきます。
制作側のキャンセルと、施設側の都合による中止は分けて考えます。
災害などで撮影できなくなったら?
地震、台風、大雪などで撮影自体が現実的にできなくなることがあります。
この場合も、
全額返金
日程変更
実費のみ負担
など、契約で扱いを決めることがあります。
大規模撮影なら、不可抗力について条項を置く方法があります。
予約金を払っている場合は?
たとえば、
撮影料100,000円予約金30,000円
の場合です。
キャンセルしたとき、
予約金は返金しない
キャンセル料に充当する
条件次第で返金する
などを決めます。
「予約金だから当然返ってくる」とは限りません。
キャンセル料は何を基準に計算する?
確認したいのは、基本使用料だけに対する割合なのか、予定総額に対する割合なのかです。
たとえば、
基本使用料
営業補償
立会費
清掃費
を含めて100%なのか、使用料だけなのかで金額が変わります。
契約ではどう書けばいい?
たとえば、
撮影者の都合により使用をキャンセルする場合、撮影日の7日前から4日前までは使用料の30%、3日前から前日までは50%、当日は100%をキャンセル料として支払う。
雨天延期を別にするなら、
屋外撮影について、雨天その他撮影に適さない天候の場合は、前日18時までの通知により、あらかじめ定めた予備日へ変更できる。
などとします。
実際の割合や判断時刻は、ロケ地との合意に合わせます。
撮影側は何を確認すればいい?
予約するときに、
キャンセル料はいつから発生しますか。日程変更の場合もキャンセル扱いでしょうか。雨天で延期する場合の扱いと、判断期限も教えてください。
と聞けば、重要な点をまとめて確認できます。
キャンセルが決まったら早めに連絡する
キャンセルの可能性が高くなったら、できるだけ早くロケ地へ連絡します。
期限を1日過ぎるだけで、
30%→50%
に変わることもあります。
撮影中止を決めているのに連絡を遅らせるメリットはありません。
結局、撮影をキャンセルしたらどうすればいい?
1.予約時にキャンセル規定を確認する
何日前から料金が発生するか確認します。
2.延期とキャンセルを分ける
雨天などは特に重要です。
3.予約確定のタイミングを確認する
仮予約との違いを把握します。
4.施設側都合の場合も決める
返金・日程変更などです。
5.中止が決まったらすぐ連絡する
キャンセル料が増える前に対応します。
まとめ
ロケ地撮影のキャンセルでは、
いつから料金が発生するか
何%か
仮予約と本予約
日程変更
雨天延期
施設側キャンセル
災害等
予約金
を確認します。
特に映画撮影では、「撮影しない=全部無料」ではありません。
ロケ地側はその日のために場所やスタッフを確保しているため、直前キャンセルでは料金が発生することがあります。
その一方で、雨天延期や日程変更について事前に決めておけば、撮影側・ロケ地側双方の負担を抑えやすくなります。
参考
※ロケ地撮影のキャンセル料・日程変更・雨天延期について契約内容を確認したい場合は、こちらからお問い合わせください。
