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未公開映画の内容をSNSに投稿されたら?

9月13日
読了時間: 4分

結論からいうと、まず投稿内容を確認し、削除依頼が必要か、契約違反に当たるかを整理します。


たとえば、


  • 未公開のキャスト情報

  • 撮影現場の写真

  • ストーリーの内容

  • 公開前の映像

  • ロケ地情報

  • 公開日や配信情報


などです。


何が投稿されたかによって対応は変わります。


感情的に責める前に、その情報が本当に未公開だったのか、投稿を禁止する約束があったのかを確認することが大切です。



この記事で分かること

  • 未公開情報をSNS投稿されたときの考え方

  • 削除を求める前に何を確認するか

  • 契約では何を決めておけばいいのか




まず確認するのは「何が公開されたか」


同じSNS投稿でも、内容によって重要度は違います。


たとえば、「今日映画の撮影でした」という程度なら、大きな問題にならないこともあります。


一方で、


  • 未発表の主演俳優が写っている

  • 脚本の重要部分が見える

  • 公開前の本編映像が載っている

  • 映画祭応募前なのに作品内容が公開されている


となると、影響が大きくなることがあります。


まず、投稿された情報と、その情報が未公開だったかを確認します。




契約でSNS投稿を禁止していたか


出演契約やスタッフとの契約に、


  • 未公開情報を第三者へ出さない

  • 撮影現場の写真を無断投稿しない

  • 情報解禁日までは公表しない


といった条項があれば、契約違反として整理しやすくなります。


一方、何も決めていなかった場合は、「普通は投稿しないはず」だけでは話が難しくなることがあります。


そのため、公開前情報を守りたいなら、SNS投稿についても具体的に決めておく方が安全です。




投稿されたら、まず削除を求める


未公開情報が出てしまった場合は、まず本人へ削除を依頼します。


たとえば、


この内容はまだ公開前の情報なので、投稿を削除してください。

と伝えます。


必要なら、


  • スクリーンショットを保存する

  • 投稿日時を記録する

  • 投稿URLを控える


など、削除前に記録を残しておくこともあります。


特に、後で契約違反の確認が必要になる可能性がある場合は重要です。




一度削除しても、完全には消えないことがある


SNSでは、投稿を削除しても、


  • スクリーンショット

  • 引用投稿

  • 転載

  • 保存


されている可能性があります。


そのため、未公開情報は、公開された後に回収するより、最初から投稿しないルールを共有する方が現実的です。




実際に損害が出た場合は?


たとえば投稿によって、


  • 映画祭応募に影響した

  • 配給先との発表予定が崩れた

  • キャスト発表前の契約に影響した


など、具体的な損害が出ることがあります。


この場合は、契約内容や投稿の経緯を確認します。


ただし、


SNS投稿があった=必ず高額な損害賠償を請求できる


というわけではありません。


実際の影響や契約内容を見て判断します。




実際にはどう決めておけばいい?


契約では、次の点を決めておくと分かりやすくなります。


  • 未公開情報の範囲

  • 撮影現場の写真投稿

  • 本編・予告編の投稿

  • キャスト情報

  • ロケ地情報

  • 情報解禁日

  • 制作側の承諾が必要な投稿


たとえば、


本作品に関する未公開のキャスト、撮影内容、脚本、映像、撮影場所その他公表前の情報を、制作会社の承諾なくSNSその他の方法で公開しない。

とする方法があります。


さらに、


制作会社が公表した情報については、この限りではない。

とすれば、公式発表後まで投稿禁止にする必要はありません。




まとめ


未公開映画の内容をSNSに投稿されたら、


  • 何が投稿されたか

  • 本当に未公開情報だったか

  • 契約で投稿を制限していたか

  • どんな影響が出たか


を確認します。


必要なら、まず本人へ削除を求めます。


ただし、SNSは一度公開されると完全に回収できないことがあります。


そのため、最も重要なのは、投稿された後に対応することより、撮影前に「何を投稿してはいけないか」を具体的に決めておくことです。



参考


※個別の秘密保持契約や未公開情報のSNS投稿についてご相談が必要な場合は、お問い合わせページをご利用ください。


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