出演者に情報解禁日を守ってもらうには?
結論からいうと、情報解禁日を守ってもらいたいなら、「何を・いつまで公開しないのか」を事前に文字で決めておくのが基本です。
たとえば、
出演情報
作品タイトル
撮影現場の写真
共演者情報
公開日
配信先
などです。
「まだ言わないでください」だけだと、どこまで秘密なのか分かりにくくなります。
この記事で分かること
情報解禁日をどう決めるのか
SNS投稿や出演告知をどう制限するか
契約では何を書いておけばいいのか
まず「何が未公開なのか」を決める
情報解禁日を設定するときは、対象を明確にします。
たとえば、
出演している事実
役名
共演者
撮影場所
作品タイトル
公開予定日
などです。
作品によっては、タイトルは公開済みでもキャストは未発表ということがあります。
そのため、作品全体を一括して秘密にするより、何が未公開なのかを具体的にする方が分かりやすくなります。
出演者本人の告知も対象にする
出演者にとっては、
「自分の出演作をSNSで知らせたい」
というのは自然なことです。
ただし、制作側では発表順序を決めていることがあります。
たとえば、
公式発表→主演キャスト発表→各出演者がSNS投稿
という流れです。
そのため、公式発表前は出演情報を公開しないと決めておく方法があります。
「情報解禁日」は日付だけでいい?
日付だけでも使えますが、必要なら時刻まで決めます。
たとえば、
9月20日18時以降、出演情報を公開できる。
という形です。
映画祭や配信サービスの発表と合わせる場合は、時刻まで揃えた方が安全です。
一方で、発表時期がまだ決まっていない場合は、
制作会社が別途通知するまで公開しない。
という形もあります。
撮影現場の写真は別に考える
出演情報が解禁されたからといって、撮影現場の写真まで自由に投稿してよいとは限りません。
写真には、
未公開衣装
セット
共演者
脚本
ロケ地
が写り込むことがあります。
そのため、出演情報の解禁と、現場写真の公開は別ルールにすることがあります。
たとえば、
出演情報は公式発表後に公開可。ただし、撮影現場の写真は制作会社の承諾なく公開しない。
という形です。
公式画像だけ使ってもらう方法もある
制作側で、
宣材写真
ポスター
予告編
告知文
を用意しているなら、
出演者の告知には公式素材を使ってもらう
方法があります。
これなら、未公開情報が偶然写り込むリスクを減らせます。
出演者側にとっても、何を投稿してよいか分かりやすくなります。
解禁日前に投稿されたら?
まずは削除を求めます。
たとえば、
この情報はまだ解禁前なので、いったん投稿を削除してください。
と伝えます。
必要なら、
投稿のスクリーンショット
投稿日時
URL
を保存しておきます。
そのうえで、契約で情報解禁日を定めていたなら、その内容も確認します。
実際にはどう決めておけばいい?
出演契約では、次の点を決めておくと分かりやすくなります。
何を未公開情報とするか
情報解禁日
解禁時刻
SNS投稿の可否
現場写真の扱い
公式素材の使用方法
たとえば、
出演者は、本作品への出演その他制作会社が未公開として指定した情報について、制作会社が指定する情報解禁日時より前に公開しない。
さらに、
撮影現場で撮影した写真または映像については、情報解禁後であっても制作会社の承諾なく公開しない。
と分ける方法があります。
まとめ
出演者に情報解禁日を守ってもらうには、
何が未公開なのか
いつ解禁するのか
SNS投稿をどこまで認めるのか
現場写真はどうするのか
を具体的に決めます。
特に大切なのは、「まだ言わないで」だけで終わらせないことです。
出演情報は解禁してよい。
でも現場写真はまだ出さない。
というように、公開できる範囲を分けておくと運用しやすくなります。
参考
※個別の出演契約や情報解禁日の定め方についてご相談が必要な場合は、お問い合わせページをご利用ください。
