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商品・ロゴ・キャラクターを動画に映していい?

9月13日
読了時間: 8分

更新日:9月14日

結論からいうと、商品やロゴ、キャラクターが動画に映ったからといって、すべて許可が必要になるわけではありません。


ただし、


商品を普通に紹介する

背景にロゴが映る

キャラクターグッズが少し映る


という場合と、


そのロゴを動画の中心に使う

キャラクター画像を大きく見せる

公式広告のように見える使い方をする


場合では意味が違います。


特に注意したいのは、「映ること」と「その表示を自分の動画の素材として積極的に使うこと」は別という点です。


この記事で分かること

  • 商品やロゴが動画に映ったら許可が必要なのか

  • ロゴとキャラクターでは何が違うのか

  • キャラクターグッズや商品レビューはどこまで映せるのか

  • 公式サイトの商品画像やロゴを動画・サムネイルに使っていいのか

  • PR案件や「公式・公認」に見える使い方で何に注意するのか




商品そのものを動画に映すのは?


たとえば、


買ったお菓子を紹介する

家電レビューをする

コスメを使って感想を話す

コンビニ商品を食べ比べる


といった動画です。


この場合、商品そのものを撮影すること自体が直ちに禁止されるわけではありません。


商品の外観

パッケージ

商品名

ロゴ


なども、商品を紹介するために映ることがあります。


ただし、


その商品を紹介するために必要な範囲で映すこと

と、

商品デザインを自分の動画素材として自由に再利用すること


は分けて考えます。




ロゴが映ったら商標権侵害?


ロゴやブランド名には、商標権が関係することがあります。


でも、商標が画面に映っただけで、直ちに商標権侵害になるわけではありません。


商標権は、商品やサービスの出所を示す標識としての使用などが問題になります。


たとえば、


コンビニ紹介動画で看板が映る

商品レビューでメーカーのロゴが映る


という場合と、


そのロゴを自分のサービスのロゴのように使う

公式提携しているような表示をする

自分の商品パッケージに他社ロゴを付ける


という場合は同じではありません。


動画では、まず、そのロゴを「誰の商品・店なのかを示すもの」として普通に映しているだけなのかを見ます。




「公式」「公認」に見える使い方は避ける


特に注意したいのは、実際には関係がないのに、


  • 公式動画

  • 公認チャンネル

  • 提携企画

  • 協賛動画


のように見せる使い方です。


たとえば、有名ブランドのロゴをサムネイルの中央に大きく置き、公式企画のようなデザインにするという場合です。


商品レビューとしてブランド名を出すことと、そのブランドから認められているように見せることは別です。


PR案件でないなら、視聴者が誤解しない表示にします。




キャラクターはロゴより注意が必要なことがある


キャラクターの名称や抽象的な設定そのものではなく、イラストや映像など、具体的に表現された部分には著作権が関係することがあります。


たとえば、


アニメキャラクター

漫画のキャラクター

企業のマスコット

ゲームキャラクター


などです。


商品パッケージに小さくキャラクターが入っている

店内の背景にキャラクター商品が並んでいる


という場合と、


そのキャラクターを動画の中心に大きく表示する

公式画像を保存して動画に貼る

キャラクター画像をサムネイルに使う


という場合では、かなり違います。


実物の商品に描かれたキャラクターが映ることと、キャラクター画像そのものを素材として使うことは同じではありません。




キャラクターグッズをレビューするなら?


たとえば、


フィギュア

ぬいぐるみ

アニメグッズ

ゲーム関連商品


を購入してレビューする動画です。


商品レビューをするためには、その商品の外観を見せる必要があります。


そのため、商品を撮影して、


この部分の造形がいい。
このデザインが特徴です。

と説明することはあります。


一方で、


キャラクターの画像部分だけを切り抜く

背景素材として使う

動画の冒頭でアニメーションさせる


となると、レビューのための商品紹介を超えて、キャラクター自体を素材として利用している方向へ近づきます。


どこまで必要なのかを考えます。




パッケージ写真を公式サイトから取って使っていい?


ここも注意します。


自分が買った商品を自分で撮影する場合と、メーカー公式サイトの商品画像を保存して動画へ貼る場合は別です。


公式サイトの商品写真は、メーカーや制作会社などが権利を持っていることがあります。


商品紹介なんだから公式写真を使ってもいいだろう。

とは限りません。


商品を見せたいだけなら、自分で撮影した商品の映像を使う方がシンプルです。


公式画像を使いたいなら、


  • 利用規約

  • メディア向け素材

  • プレスキット

  • 配布素材


などがないか確認します。




店内のキャラクターグッズが背景に映ったら?


たとえば雑貨店やゲームショップで撮影した動画です。


背景に大量の商品やキャラクターが映ることがあります。


この場合、店内全体を撮影していた結果として映る場合と、特定のキャラクター商品へカメラを寄せて長時間映す場合では意味が違います。


特に、


店から撮影許可をもらったから、店内の商品は全部自由に使える。

とは限りません。


店は撮影場所について許可できますが、第三者のキャラクターやイラストの著作権まで自由に許諾できるとは限らないからです。




モザイクを入れれば全部解決?


必要のないロゴやキャラクターをぼかす方法はあります。


ただし、ロゴが映ったら必ずモザイクというわけでもありません。


商品レビューで商品名を隠してしまえば、何を紹介しているのか分からなくなります。


逆に、


動画内容と関係のないポスター

キャラクター画像

他社ロゴ


が大きく映り続けているなら、画角を変える、ぼかす、カットするという対応ができます。


重要なのは、何でも消すことではなく、動画に必要なものと不要なものを分けることです。




サムネイルでは扱いが変わる


動画本編で自然に映った商品やロゴでも、


その画像を切り抜いてサムネイルに大きく使うと、見え方が変わります。


サムネイルは、


  • 動画の宣伝に使う

  • 大きく表示される

  • SNSや検索結果にも出る

  • 視聴者を引きつけるために使う


ものだからです。


特に、


他社ロゴを必要以上に大きくする

キャラクター画像をメインビジュアルにする

公式デザインに似せる


といった使い方は慎重に考えます。


商品レビューなら、自分で撮影した商品の写真を使い、公式と誤解されないデザインにする方が分かりやすいでしょう。




PR案件では別の確認も必要


企業から商品提供を受けた動画では、


メーカー側から、


  • ロゴの使い方

  • 商品名の表記

  • ブランドカラー

  • 画像素材

  • NG表現


などを指定されることがあります。


この場合は、「法律上使えるか」だけでなく、案件として合意した使用ルールも守ります。


また、PR案件では広告であることの表示も別に確認します。


ロゴの使用許可をもらっていても、広告表示の問題がなくなるわけではありません。




偽ブランド・コピー商品を紹介する場合は?


商品レビューでは、


「偽物を買ってみた」

「本物と比較してみた」


という企画もあります。


この場合、商標やロゴを映すこと自体よりも、本物と誤認させないことが重要です。


偽物の商品を、


正規品のように見せる

販売先へ誘導する


という使い方は別の問題を生みます。


比較・注意喚起として扱うなら、何が正規品で、何がそうでないのかを明確にします。




実際にはどう判断すればいい?


商品・ロゴ・キャラクターが動画に入る場合は、次の順番で考えると分かりやすくなります。


1.何を紹介するために映しているのか

商品紹介に必要なのか、単なる装飾なのか。


2.自分で撮影したものか

公式サイトの画像をコピーしていないか確認します。


3.ロゴを公式関係のように使っていないか

提携・公認と誤解される表示を避けます。


4.キャラクターそのものを素材として使っていないか

商品に映る場合と、画像を切り抜いて利用する場合は分けます。


5.サムネイルや広告へ転用するのか

本編より目立つ使い方になるなら、もう一度確認します。




まとめ


商品・ロゴ・キャラクターが動画に映っても、すべてを消したり、すべての権利者から許可を取ったりする必要があるわけではありません。


ただし、


商品レビューとして必要な範囲で見せる

背景として自然に映る


という場合と、


ロゴを自分のブランドのように使う

キャラクター画像を動画素材として使う

公式画像をコピーする


という場合は別です。


特に意識したいのは、「映っている」のか、「使っている」のか。この違いです。


商品紹介に必要な表示ならそのまま見せる。


動画と関係のない第三者の作品なら、画角や編集を考える。


公式画像を使うなら利用条件を確認する。


この順番で整理すると、YouTube・TikTokの商品紹介動画はかなり作りやすくなります。



参考


※個別の動画での商品・ロゴ・キャラクターの利用についてご相談が必要な場合は、お問い合わせページをご利用ください。


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