撮影協力してもらった店舗をどう表示する?
結論からいうと、撮影協力してもらった店舗を必ず「PR」と表示しなければならないわけではありません。
大切なのは、
店舗から何を提供されたのか
投稿を依頼されたのか
動画内容へ店舗が関与しているのか
単なる撮影場所の提供なのか
を分けて考えることです。
たとえば、
場所だけ無料で貸してもらった
撮影許可だけもらった
商品や飲食まで無料提供された
店舗から紹介動画を作ってほしいと依頼された
では、意味が違います。
この記事で分かること
撮影協力だけでも「PR」と表示する必要があるのか
「撮影協力」「ロケ地協力」「提供」はどう使い分けるのか
店名やSNSアカウントをどこまで載せればいいのか
無料提供や招待がある場合に何が変わるのか
店舗との関係を動画内でどう見せればよいのか
まず「何を協力してもらったのか」を整理する
店舗から受ける協力には、いくつか種類があります。
たとえば、
店内撮影を許可してもらった
営業時間外に場所を貸してもらった
スタッフに出演してもらった
商品を無料提供してもらった
飲食代を無料にしてもらった
紹介動画の制作を依頼された
このうち、場所を撮影させてもらっただけなのか、経済的な利益を受けて宣伝する動画なのかは分けて考えます。
撮影許可だけなら「PR」とは限らない
たとえば、自分で企画した食べ歩き動画で、
店内を撮影してもいいですか
と確認し、撮影許可だけをもらった場合です。
料金も通常どおり支払い
店舗から投稿依頼もなく
内容への指定もない
のであれば、単に撮影場所として協力してもらっただけとも考えられます。
この場合、必ず「PR」と表示しなければならないとは限りません。
動画内や概要欄で、
撮影協力:〇〇店
と表示する方法もあります。
「撮影協力」と「提供」は同じではない
表示するときは、実際の関係に合った言葉を使います。
たとえば、
撮影協力
店内撮影や場所の使用に協力してもらった場合
ロケ地協力
撮影場所として施設や店舗を提供してもらった場合
商品提供
商品を無料でもらった場合
招待
飲食や宿泊などへ無料で招待された場合
PR・広告
企業や店舗から依頼を受けて宣伝目的で制作した場合
というように使い分けると分かりやすくなります。
何でも「協力」と書いて、実際には商品提供や広告案件だったという状態は避けます。
無料で場所を貸してもらったら?
ここは少し注意します。
通常なら撮影料金がかかる施設を、
今回は無料で使っていいですよ
と提供してもらった場合です。
これは単なる許可ではなく、経済的な利益を受けているとも考えられます。
さらに、
その代わり動画で店を紹介してください
という条件があるなら、広告・PRとしての性格は強くなります。
そのため、
無料貸出だったのか
投稿を求められていたのか
店舗側から内容指定があったのか
まで確認します。
店名やアカウントは必ず載せる?
これは店舗との約束によります。
撮影協力を受けたからといって、
店名
住所
SNSアカウント
公式サイト
を必ず全部掲載しなければならないわけではありません。
逆に、
店名を動画内で紹介してください
概要欄に公式サイトを載せてください
という条件で撮影協力を受けることもあります。
その場合は約束した内容に従います。
何も決めていないなら、撮影前に、
店名は動画内で紹介しても大丈夫でしょうか
概要欄に公式サイトを掲載してもよいでしょうか
と確認しておくと分かりやすいです。
店舗から「撮影協力と書いて」と言われたら?
実際に撮影協力を受けているなら、その表示自体は自然です。
ただし、
商品提供も受けている
飲食代も無料になっている
投稿内容も指定されている
のに、「撮影協力」とだけ書けば広告関係を隠せるという意味にはなりません。
視聴者から見て、店舗とどんな関係で作った動画なのかが分かる表示にします。
動画内と概要欄、どちらに書く?
単なるロケ地協力なら、
エンドクレジット
概要欄
動画内テロップ
など、動画の作り方に合わせて表示できます。
一方で、広告・PRであることを伝える必要がある場合は、視聴者が気づきにくい場所だけに書かないことが重要です。
たとえば概要欄の最下部に小さく書くだけより、動画冒頭や分かりやすい位置で、
〇〇店から商品提供を受けています
と示す方が伝わりやすくなります。
実際にはどう表示すればいい?
関係ごとに、たとえば次のように分けられます。
場所を撮影させてもらっただけ
撮影協力:〇〇店
ロケ地として施設を貸してもらった
ロケ地協力:〇〇
商品を無料提供された
商品提供:〇〇社
店舗へ無料招待された
〇〇店よりご招待いただいています
店舗から依頼されたPR動画
PR提供:〇〇店
重要なのは、言葉を格好よく見せることではなく、実際の関係と表示を一致させることです。
まとめ
撮影協力してもらった店舗をどう表示するかは、店舗から何を受け取ったのかで考えます。
撮影許可だけなら、「撮影協力」で十分なこともあります。
一方で、
商品提供
無料招待
撮影料金の免除
投稿依頼
内容指定
などがあるなら、単なる撮影協力とは違ってきます。
その場合は、PRや提供であることが視聴者に分かる表示を検討します。
「協力してもらった」ことと「広告案件である」ことを混ぜない。
ここを分けて考えると、店舗との関係も視聴者への表示も整理しやすくなります。
参考
※個別の撮影協力やPR表示についてご相談が必要な場合は、お問い合わせページをご利用ください。
