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駅・電車でSNS動画を撮っていい?

9月13日
読了時間: 6分

結論からいうと、駅や電車では、個人的な記念撮影と、YouTube・TikTokなど収益性のあるSNS動画撮影を同じようには扱えません。


鉄道会社ごとにルールがあり、収益性のある動画投稿を目的とする撮影を原則認めていない会社もあります。


たとえばJR東日本は、個人的な趣味の範囲で、安全上の問題がなく、ほかの利用者の迷惑にならない撮影については特に禁止していないと案内しています。


一方で、収益性のある動画共有サイトへの投稿などは個人の営利活動として別扱いにしています。


東京メトロも、SNSなどで収益性のある投稿につながる撮影は、許可した場合を除き原則断ると案内しています。


つまり、「スマホで撮るだけだから大丈夫」ではなく、その鉄道会社がSNS撮影をどう扱っているかを見る必要があります。



この記事で分かること

  • 駅や電車でSNS動画を撮れるかどうか

  • 収益化している動画では何が変わるのか

  • 撮影するときに特に避けたいこと




鉄道会社によってルールはかなり違う


駅や電車は、誰でも利用できる場所ですが、鉄道会社が管理している施設です。


そのため、「公共の場所だから自由に撮影できる」とは考えません。


たとえばJR東日本では、個人的な趣味の範囲なら、安全上の問題がなく、ほかの利用者の迷惑にならない撮影は特に禁止していません。


ただし、収益性のある動画共有サイトへの投稿などは別です。


JR東日本は、個人の営利活動として行う駅や列車内での撮影は遠慮してほしいと案内し、法人案件については内容によって相談を受けるとしています。


東京メトロも、収益性のあるSNS投稿など営利活動につながる撮影は、許可した場合を除いて原則断るとしています。


さらに、個人によるライブ配信については、目的を問わず断ると明示しています。


このように、「鉄道なら全部同じ」ではありません。


利用する鉄道会社の公式ルールを確認する必要があります。




普通の乗車動画とYouTube撮影は同じではない


たとえば旅行中に、


駅名標を撮る

車窓を少し撮る

自分の乗車記録として写真を撮る


という個人的な撮影と、


駅構内で出演者がカメラに向かって話す

何度も同じシーンを撮り直す

鉄道紹介動画として長時間撮影する

収益化しているYouTubeへ投稿する


という撮影では、意味が違います。


特にSNS撮影では、撮影規模が小さくても、撮影目的そのものが鉄道会社のルールに抵触することがあります。


道路撮影のように、「通行を妨げなければ大丈夫」だけで判断できないところがポイントです。




収益化していなければ自由に撮れる?


これも、そう単純ではありません。


たとえば東京メトロでは、営利目的でなくても、個人のライブ配信は断るとしています。


また、収益化していないSNSアカウントでも、


  • 大人数で撮る

  • 三脚を置く

  • 改札前で長時間撮る

  • 他の利用者を大量に映す


となれば、別の問題が出てきます。


そのため、収益化しているかどうかは一つの基準ではあるものの、それだけで撮影可否が決まるわけではありません。




駅で特にやってはいけない撮り方


駅では、安全面が最優先です。


たとえばJR東日本は、


  • 運行中の列車へのフラッシュ

  • ホームでの脚立使用

  • 立入禁止区域での撮影


など、列車運行に支障を及ぼすおそれがある行為をやめるよう案内しています。


さらに、


改札口

階段

エスカレーター前

ホーム上の狭い場所


など、人の流れが集中するところで撮影を続けると、利用者の邪魔になることがあります。


東京メトロも、階段前・エスカレーター前・改札口付近などでは流動スペースを確保するよう求めています。


SNS動画では「画角がいい場所」を優先しがちですが、駅では撮りたい位置より、人の流れと安全が優先です。




他の乗客をそのまま映していい?


ここも注意が必要です。


駅や電車は利用者が多いので、どうしても人が映ります。


遠くの人が背景として小さく映る場合


と、


隣の乗客の顔がはっきり映る

特定の人を長時間映す

乗客の会話まで拾う


という場合では意味が違います。


東京メトロは、プライバシーへの配慮から、周囲の利用者や従業員を無断撮影しないよう案内しています。


そのため、特に車内では、カメラを乗客へ向け続ける撮り方は避ける方がよいでしょう。


顔を後からモザイクにする以前に、できるだけ撮影段階で他人を入れない方が楽です。




鉄道員を撮って企画動画に使っていい?


駅員や乗務員が偶然背景に入る


のと、駅員を意図的に撮影して、


「駅員さんに聞いてみた」

「対応を撮影してみた」


動画の中心にするのでは違います。


鉄道会社の従業員も、自由にSNSコンテンツへ出演させられるわけではありません。


企画として駅員への取材や撮影をしたいなら、現場で突然カメラを向けるのではなく、鉄道会社側へ正式に相談する方が適切です。




車内でライブ配信は?


ライブ配信は、通常の動画撮影より注意が必要です。


通常動画なら、公開前に、


  • 他人の顔を隠す

  • 問題のある音声をカットする

  • 撮影場所を伏せる


ことができます。


ライブ配信では、それができません。


東京メトロは、個人によるライブ配信等の撮影について、目的を問わず断ると明示しています。


ほかの鉄道会社でも独自ルールがある可能性があるので、ライブ配信を予定しているなら特に事前確認が必要です。




実際にはどう確認すればいい?


まず、利用する鉄道会社の公式サイトで、


  • 撮影

  • SNS

  • 営利撮影

  • ロケーション撮影


などの案内を確認します。


ルールが見つからない場合や、判断しにくい場合は、


YouTubeに公開予定の動画を撮影したいです。出演者1名、撮影者1名で、スマートフォン1台を使用します。駅構内で10分程度撮影する予定ですが、この内容で撮影可能でしょうか。

のように具体的に問い合わせます。


収益化している場合は、その点も隠さず伝えた方がよいでしょう。


収益化しているYouTubeチャンネルですが、企業案件ではありません。

のように伝えれば、鉄道会社側も判断しやすくなります。




まとめ


駅や電車でSNS動画を撮るときは、「迷惑をかけなければ何でも撮れる」とは考えないことが大切です。


鉄道会社によって、


  • 個人的な撮影

  • 収益性のあるSNS撮影

  • 法人ロケ

  • ライブ配信


の扱いが違います。


特に、


収益化しているYouTube

駅構内での企画撮影

車内での長時間撮影

ライブ配信


は、鉄道会社のルールを先に確認した方がよいでしょう。


そして撮影できる場合でも、


  • 人の流れを止めない

  • 安全設備や運行を妨げない

  • 他の乗客を無断で大きく撮らない

  • 駅員や乗務員を勝手に企画へ巻き込まない


という点は別に考えます。


駅・電車は「公共っぽく見える場所」ですが、実際には鉄道会社が管理する施設です。


SNS動画では、まずその鉄道会社のルールを見る。


ここから始めるのが一番確実です。



参考


※個別の駅・電車でのSNS動画撮影についてご相談が必要な場合は、お問い合わせページをご利用ください。


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